11.19.2011

変わったようで変わってなかったり

卒業した大学へ。
帰国してから何度か行ったけどもいつもいらっしゃらなかった先生方にも今回は再会。
たくさん怒ってくれた先生も信じられないくらいに優しい笑顔で迎えてくれました。
うれしくてうれしくて!
大学最後の作品が思い通りに終わらなかったこと、
今現在は建築の仕事をしていないことなんかで評価されるんじゃないかと恐れていた自分が恥ずかしくなった。


数年の間にロンドンから帰国し、結婚、出産した激変な私でも顔つきが変わったらしく、
「おかあさんの顔になって!きれいになった!」 …って!!
そんな反応予想外だったから顔がポッと赤くなるほどうれしくて、
調子に乗って「それ、カードに文章にして送ってくださーい!」なんて言ったら、
「心にとどめておけばいいのよ!」ってやっぱり怒られ、
相変わらずのいじられキャラは変わっていないようです、私。


子育てをすると、「社会から離れて」なんてよく言うけど、
実際にやっているとそうではないなと実感することが多々ある。
「子育てしていると社会から逃げられない。直面しなきゃならないのよ」と、
女の先生に言われたことがとても印象的でした。
学生時代は、建築設計の仕事をしたいから結婚も子供もムリだと思っていたが
それはとんでもなくもったいないことだったんだ。
今の生活、同じ事の繰り返しに思えて投げ出したくなることだって多々. .. 
きっとものづくりに貴重な要素になる   …する!!

11.03.2011

閑散

いま住んでいる地域の長所の一つとして、公園が多い!
ヘビーなベビーいぶきを抱っこで連れて行ける超近距離だけでも2つある。


でも短所として. ..         公園に子供がいない ... 




いたとしても小学校高学年の子供ばかりでベビーが見当たらない。
4年半ぶりに、育った街に帰ってくると、
風景は変わっていないように見えても確実に雰囲気が違う。
近所には中高生の子供と家族がいて昼間は幼児の声もしていたのが、
世代はシフトして、お父さんお母さん世代のみが一軒家に住んでいるという場合がほとんど。
核家族化、高齢化社会って言われる状況を初めて目の当たりにしている。
家族同士のつながりやコミュニティのシステム、ファシリティ等がもっともっと未来のこどもを育てられる支えにならないといけないって改めて感じる。
建築家を志すひとりとして考えるべきことがたくさんあるはず。






いつも広い公園にいぶきと二人っきり
今日は人間ロープウェイ(?)を見つけて、人がいないのをいいことに
「ウィーーーーーー!!!」 「わっほーーーーーーい!!!」。


と、その時、
今まで他にひとりも子供がいなかった公園にちょうどおかあさんとあかちゃんが入ってきた。
同年代の子といぶきが遊べたのは嬉しかったけど
せめて私が大声ではしゃいでいないときに登場してほしかった. .. 

10.31.2011

ジェシカ


どれがいいかなー
縁側、ツリーハウス付きの庭、それをのぞくキッチンからの窓付きでお願いします。






先日、ロンドンでの友達が東京に遊びにきてくれた。
突然の別れでそれっきりだったので、「奇跡」的に感じたのと、
アジアで、いつのまにか家族となった元恋人と、
そして新たなメンバーいぶきと、共に会っている状況が不思議ー
彼女はいぶきが東京最大の観光名所であるかのように、
なにより熱心に遊んで写真もたくさん撮ってくれていた。
「次いつ会えるんだろう」って思わずにはいられないけど、
とにかくあの瞬間があったことが嬉しくて。


ぎゅっとぎゅっと、存分に味わっておこうって思いたくなる奇跡的な組み合わせの時間。

10.20.2011

前髪切りました。

先日パーマをかけました。
アメリ+安田成美÷2ってかんじ。


お気に入りの美容師さんにナイスなセンスと技でやっていただきました!
一週間経ってみたら、パーマがいいかんじのボリュームだと気づいて、
もともとパッツンにしてもらった前髪をもっともっと短くしたくなりました。


ちょっぴし時間をかけて前髪ジョキジョキ。
チョベリショート。




「大成功!」とコボちゃんの間ってかんじ☆

10.13.2011

グッバイ



諸事情により、お引っ越しましたー
人生通算十六回目の引っ越しだと思われます。 多ッ!


多摩川でのピクニックも夕暮れのお散歩も大好きだったけど
少し距離をおくことになったのさ。


次の移動までは、しばし、
奇跡のあざみ野にカムバック!
公園も緑も多いからいぶきも嬉しいね。


急行でいうと10分ほど都心から離れてしまったけど
みんな、遊びにきてくれるかなー

10.05.2011






















夏が大好きだったから寒くなっていく兆しの秋は
だんだん心も寂しくなっていくかんじがして嫌いだったのだ。


でも最近は秋がすき!
涼しい風も陰影も濃い赤とか黄も匂いも(銀杏はいやだけど)。
栗もカボチャも芋も大好き!!


夏は
汗ぎどぎどで化粧なんて意味なくなるし、
その汗に蚊が寄ってくるし、
公園にいぶき連れて行ってもなぜか私だけ刺されるし、
日差し強いからシミとか気にしちゃうし、
帽子かぶろうかと思うけどそれで頭がむれてかゆくなるし、
海がすきで調子にのってもぐりすぎると唇紫色だし。




まー
夏も変わらず好きではあるのだけど、
要するに私が少し歳をとったということなのでしょうね        . . .ヘッ!

10.01.2011

どんどん どーん



多摩川の花火大会。
今年は例年よりも遅い時期に川崎側のみの開催。


去年は生後三ヶ月のいぶきに甚平とねじりはちまきをつけたけど
あの音の中でスヤスヤ眠ってしまっていたなー。




昼に花火好きの母が場所を見極めてブルーシートで確保。
手作り焼きそばとビール。
始まると、一歳三ヶ月になったいぶきはただ唖然として、
驚いたのか、「ないない!ないない!」と花火をしまってほしいと言う。笑




涼しい秋風に吹かれてつつ、
ビールでほろ酔いつつ、
湯たんぽのように暖かいいぶきを抱いて
家族と大きくまんまるの花火を浴びて。
去年はなかなか息つく間もなかったけど、
改めて、「ぁー幸せだなぁー」って感じた秋の花火でした。



8.31.2011

わたしの夏休み
















毎年夏の恒例行事。
ロンドンに行っていたこともあって、
初めて3年ものブランクが空いてしまった!


毎回新たなチャレンジをステージで繰り広げてくれる素晴らしい6人組。
16年経ったって意気込みは変わらず、進化し続けて行くから飽きないのです!
テレビでは見れない魅力がライブで発揮されているんだよ。
んー 友達100人連れて行きたい。


節電の影響もあってかあまり派手な演出はなく。
だからこそ本人たちのピカイチなダンスが一番の見せ所で、またもや磨きがかかっていました。
ずっとファンでよかったー
これからもファンでよかったー

8.30.2011

no title


すごく悲しい知らせを聞いた。
はじめはすごくショックで泣きそうで、
でも第三者の私がジャッジをしてはいけないと思って、
次に悲しみが押し寄せ、そして最後に怒りが. .. 

どうしようもできないやりきれない思いでいっぱいでどうしていいかわからなくて


でも複雑で簡単ではない問題であることもわかっている。
そしたら、怒りの代わりに
「それに怒りを覚える環境にいられる自分はなんて幸せなんだ」って思えるようになった。
(内容がわからない人からすると、これは宗教の勧誘に聞こえるだろうな. ..)


怒りとか悲しみとか悩みとかとことん掘り下げて引きずるという
自分でも「大丈夫か?」って思うくらいかなり厄介な性格。
それは今でも変わっていないけど、初めてこんなふうに考えられた。
少し成長したように思えた。
でも、今日感じた感情を忘れないでいたいょ。

8.26.2011

これってもしや。


ウーーーー セクシー!





なんのことかわからないひとへ. .. 



8.21.2011

ぼくの夏休み


父の実家の山口県へ。

いぶきを連れての旅行はこれが初。
電車と新幹線を乗り継いでやっとこさ着いた頃には気疲れでクタクタ. .. なのは親の方だけ。
ばあちゃんじいちゃん家で非バリアフリーな「段差」で「ストン」と降りる感覚で喜び。
親戚が大勢集まればいぶきのテンションはヒートアップよ!

ほらねー、興奮しすぎて夜は寝れなくて大騒ぎ。


広島、錦帯橋、お墓参り、温泉、お城。
何度か行ったことがあるところばかりだけど、いぶきがいれば苦労は倍!
ままの疲れも倍よ!
でも行く先々での反応を見るだけで楽しさだって倍。
こどもができたら本来の旅好きの自分は封印しなきゃいけないものだとばかり思っていたのが、
いぶきがいることでしか味わえない楽しさもあるんだなぁって気づかされました。


今回絶対連れて行きたいと思っていたのが海。
はじめての海はプライベートビーチなみのきれいな海独り占め!
最初は「なにこれなにこれ、やだやだだっこ!」だったのが
だんだんと塩味も楽しみ、最後には日頃のスイミングの効果で犬かき体制で泳いでいました。
こどもってすごい。

泳ぎ疲れて眠るいぶきを預けて、私と若旦那はガン泳ぎ。
ままもすごい。
唇が紫色になるまで必死で魚を追いかけて泳いでいました。
ままもこどものままでごめんね。


持ち前の愛嬌でたくさんの人と遊ぶいぶき、
いぶきを囲み、かわいがってくれたたくさんのひとの笑顔をみて、
「あぁー連れてきてよかったな」








8.12.2011

ないない現象



6月からあんよをするようになってから随分と性格が変わり、
好奇心がはたらいてかなりアグレッシブくんになった。


一言目は 「ママ」
二言目は 「バナナ」でした。


… 残念ながら、パパはバナナに負けてしまった。





増々大変だけど、
頑張って歩いて頑張っていたずらしながら色々考える姿は最高にキュート。
一年前は何もできなかったのに、本当にあかちゃんの力ってすごいって改めて感じる。

最近では「ないない」がわかって、
開けっ放しの引き出しを閉めたり自分で出したキッチン用品をしまったり。

先月のある日は、お出かけ前にお靴が見つからない。
「おくつはどこ?」と聞いても走り回るだけ。
しょうがないからそのまま出かけた。
夜になって若旦那が帰るとトイレから「ゆかちゃーん!」。
なんとおくつがト、トイレの. ..  

後になれば笑い話だけど若干困りつつある我が家の"ないない現象"。


7.27.2011

Bruno Munari










Bruno Munari の絵本たち。
なんて素敵なのだろう!

つぎにいぶきに買ってあげたい絵本。

. .. 違う、 自分に買いたい絵本。

とりあえずバナナ

Andy Warhol


本が好き。
しかしながら、残念なことに読むのがとてつもなく遅い。
最近になってようやくいぶきを寝付かせたあとに少しの間本を読める時間ができて、
好きな文章にのめり込んでいける瞬間って ふんわぁー って幸せ。
ランナーズハイならぬ、リーダーズハイ。(それでも読むのは遅い. ..)


ひさしぶりによしもとばななさんの本を読みながら、新鮮な気持ちでのめり込む。
曖昧だけど微妙なニュアンスや状況まで描かれていて、力強いようでふんわり柔らかく、繊細。


きっとばななさんの文章が作り出す空気感と空間もそう思わせているのだと思うけど、
建築とはまったく関係のない物語なのに「こんな建築がつくれたら」と感じることがある。


建築についての文章やイメージをみてそう思うのは簡単だけど、
全く関係のない小説や舞台にそう思わされるのってすごく特別。
でも、それを具現化して建築にするのはなんて難しいの!




どう活きるかはわからないけど
いつかのネタになるようにとりあえずネタ帳にちょこちょこメモっておく。

7.22.2011

counting forward 0, 1, 2, 3, 4 ...





先日、二日間にわたって資格を受けてきた。


普通なら今の状況で勉強することは考えられないけど、
お義母さんや若旦那にいぶきと遊びに行ってもらったり、
平日には夕食の買い物ついでにスタバで勉強をさせてもらって
その間ママにいぶきをちょいとみていてもらったり。
周りの協力にいつもいつも、 感謝かんしゃ。


インテリア系の資格だし、民間資格だからとったからどうってことではないけど、
今はできない仕事に対する焦りと不安をどうにか消化したくて。




一日目終わった時点で疲れて、
帰って速攻の BEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEEER! 
そして、 WIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIIINE! 
一日目が終わったとはいえ、こんなに飲んでいいものか . ..


学科試験と11時間にわたる実技試験、無事終了。
とにかく試験場のトイレの芳香剤のにおいがきついという印象。








今月からはもうちょい綴っていけるといいな。
いぶきとのかわいい時間は本当に貴重。
初めての子育て生活はツライことも多い。
でも初めて知る喜びだってたくさんあるから、そっちを数えていけるようにね。

7.21.2011

それも必要だけどこれも大切。

fideli sundqvist


何かを 「始める」 ことは大事でたいせつなことだけど、
それを 「持続」 することのほうがもっと大事 …そして大変。


特にそれが自分だけではなく、誰かとの共同作業の場合はもっともっと大変。




お互いにそれを行動で表す事が必要不可欠なのは言うまでもないが、
始めるきっかけやしきたり、意思表示みたいなものだって大事なんじゃないかと思う。
その「ことば」でその先の困難な道だって大丈夫だって信じられる時があるんなじゃないかと思う。


こういう大切さっていくら説明してもわかってもらえないのか。
って思うと悲しくなるのだけど、
これは欲張りすぎなのか. ..  な?

6.26.2011

キッシュ旋風



予定していたあべとの多摩川ピクニックはやはり雨によってキャンセル。

急遽キッシュパーティーに変更だぁーい。
ピクルスとフルーツも食卓に彩りを与え、
いぶきも会話に彩りを与え。


次回こそは河原でワインがいいね

6.20.2011

▲ key

コーラをかけられた後に、


小さな指で 「▲」 キーがもぎ取られました。




小さな怪獣いぶきによって。
私の mac book pro がー!

6.04.2011

happy happy 1st birthday











































いぶきが産まれて1年が経った。
いぶきの成長をみると 「もう一年!」 と思うけど、
過ぎた時を振り返ってみれば 「まだ一年?!」 と驚く。


なぜだかいつもいつも、
一筋縄ではいかない 人生を歩んでいるのだけど、ここ一年半はさすがに大物だったね。
4年は過ぎたんじゃないかと思うょ。
だから私はいま30歳くらいなんじゃないかと思うょ!


でも実際はとてもとても濃密なたったの一年間。
生活も目先の目標も一変して葛藤も多かったけど、
頑張れたのもいぶきがこんなに成長したのもたくさんの人のおかげ。
新しい命が産まれる周りには本当にすごい量のエネルギーが動くんだね。




これからも人に支えられ、人を支えられ、
 "芽" を "輝" かせてね。




happy happy 1st birthday!!

5.24.2011

恋色チャイティーラテ

合間にスタバでアイスチャイティーラテをお供にお勉強。

気の利いたおにいさんがトレイをさげてくれて、

「ぁ、ありがとうございます」とお礼をしたら

「いぇ、頑張ってください!」



. . . 頑張りますとも!! 

恋に落ちそうになりました。
しっかり顔を見ておけばよかったー




うかれすぎてペンで線をひくところを蛍光ペンでダラダラーとハイライトしてしまった。



5.19.2011

マイテーブル



ヤドカリのように引っ越しがわりかし簡単にできるロンドンにて。


ようやく新しいフラットも決まって、荷物も軽トラ一台に乗っけて運搬終了。
やれやれと部屋を見渡すとなぜか所々に色々置きっ放し!
友達から預かったバジルのプランターやポットやら。
最大の忘れ物は前の年にIKEAで買ったオレンジ色のテーブル。
わざとかと思うような大掛かりな忘れ物。


しょうがないので、
とりあえずは近くの友達のフラットで預かってもらって後日取りに行くことに。
一週間後、友達二人とせっせと運びだして、ひとまずパブでビールと共に休憩。
隣にはポットとバジルのプランターを置いたオレンジ色の机。


さて、
どうやって新居まで運ぼうと考えている間にロンドンバスがやってきた。
もう夜が更けて、内部の明かりが灯るロンドンバスに机を持参で乗り込む怪しげなアジア人三人. ..


車いす置き場の後ろの座席をみつけ、持参の机にバジルとポットを乗せ、肘をかけて着席。
バスのなかに素敵な我が家完成だぁーぃ!
乗車する人全員が爆笑するなり、一言かけていく。
「夕食の準備かい?!」
「クレバーだねー、テーブル持参か!」




誰一人"白い目"なんてしないでジョークでかわしてくれていたなー
なんてなぜかフと思い出した。
変な人が多い分なんでもありな街だったな。

3.22.2011

now is the time



被災者の方々、最愛の人を亡くされた方、大事な場所を亡くされた方、心よりお見舞い申し上げます。
連日放映されている映像は何度見ても心が痛む。


情報も大事だけど、
一日に何十回も同じ情報を流すよりもいまはもっと大事なことがあるのでは。
募金、チャリティー、支援物資など、幸い免れた私たちがこれから何ができるか。





僅かずつでも募金箱のあるところではお返しのおつりと気持ちをいれて。
プチエコな私は相変わらず節電とエコは心がけ。
そして、今日も家族と息子に栄養たっぷりのごはんをこしらえて、
「おいしい?」、「おいしい!」ってモグモグモグ。




今こそ、
日本人が生活を見直すいい機会なのかもしれない。






復興と無事を願うと共に。

3.11.2011

Mr.Potatohead

そういえばまだ3、4ヶ月になりたての頃、
よくバァバの服のボーダー柄の「黒の線」の部分が気になって気になって
あの小さな手で一生懸命その「黒の線」を取ろうとしていました。
それはそれはとてもかわいらしくて。


さて最近はというと、
抱っこしてくれている人の、もしくはハイハイした先の寝っ転がっている人の
顔に付随しているあらゆるパーツをもぎ取ろうとする。


「バァの耳は取れないんだよー!」
「イテテテテッ!」
「ママのお鼻は取れないのー!」


必死でつねる小さな指の力は本当に容赦ない!




そうだねー、
みんな Mr.Potatohead だったらよかったねー



3.09.2011

drawing

the cult of the infinite-issac barraclough

ドローイングっていいね。

3.06.2011

夢の中にダイブイン


三宅健と浮気をしました。

森田剛とつきあっているのに。


「剛とはいいの?」

「うん. .. どうしよう. ..」




ぁー
本当にほんとうに甘く幸せな一時でした。


寝坊でもなんでもいいから起きないで、ワタシー!!

昨夜の夢の中のことです。

2.24.2011

ぶつぶつ

No Title, Rachel Whiteread

人生観も心持ちも身動きもすべてが変わった中で、
日常の一番の変化は時間の使い方。
一日のすべての時間が自分次第だった時には想像もつかなかったほど自分の時間はない。


こんなにも「生活すること」に重点をおくのは
お恥ずかしいことに25年目にして初かもしれない! 




でもよくよく考えてると、
人の生活する空間をつくる者自身が
設計に明け暮れてまともな生活をしていないのってどうなんだろう。
確かにそれも必要だけど、そればかりで本当に価値のある空間がつくれるのだろうか。
いままではこれが設計者の宿命だからと当たり前になっていたけど。
違うちがう。
もっと大事なことがあるって改めて思う今日この頃。




配慮と血の通った、地にずっしりと根を構えた生きた建築が作りたいんだ。
私がつくりたいのは白くて透明でふわりと飛んでいっちゃいそうな軽い建築じゃない。




物事の芯の大切さを感じることが今身にしみる。

2.17.2011

2.08.2011

観劇感激述べさせて。

舞台を観る度に、
あーもっとたくさん観劇できればなって思う。


数ヶ月ぶりにベビーと離れてお休みをいただきました。
偶然にも、二日連続で全くちがうタイプの舞台をみれることに。
一つはコテコテのミュージカル。もう一つはストレートプレイ。
劇場も舞台構成も演出も全く異なるものを連続でみれるのはおもしろかった。




ストレートプレイ、
実はあの「金閣寺」を宮本亜門演出、愛しの森田剛主演。
人が役者になり、背景になり、音響となり、舞台装置となり。
戦後の時代で金閣寺をを放火する者の心の闇を深く、スリリングにドラスティックに。
何もかもが細部まで考え込まれた演出と演技は劇中はもちろん、
終わってからもたくさんたくさん考えさせられるとてもいい舞台でした。


舞台ってそこがスキ。
直接観客一人ひとりに響くから、
後々考えさせられ、持ち帰った感情をどう変換していくかは各々次第。


台本を読み砕いて吸収して、あんなふうに放した森田剛くんはすごい。
いつもいつも演技力に驚かされるけど、素晴らしすぎてただただスタンディングオベーション。








次の人生では舞台女優になりたひ!
その時はもう少し長身になろおっと。

2.06.2011

ukiyo-e


Sudden Gust of Wind (After Hokusai), Jeff Wall

富嶽三十六景『駿州江尻』, 葛飾北斎

色彩、大胆な構図、テクスチャー、歴史、趣き

最近のマイブームは浮世絵にあります。

たまの休日は松濤美術館へ!
若旦那と坂道をベビーカー押してやっとこさ到着したのにいつものパターンで美術館にドタキャンされ、
またやっとこさ歩いて太田記念美術館へ行きました。

私は北斎や広重と会話をかわし、
ベビーは小さな手で展示ガラスとガンガン対立し。






Jeff Wall だってこうして浮世絵を大胆にコピー

2.02.2011

二◯一一

          Rachel Whiteread, Unititled(Stacks)




二◯一一 年は、これからずっと大切にしていく物事の土台を築く時。






完全にダブル太陽な生活ばかりを繰り返していた学生時代。
ほとんどは建築設計に費やしていたけど、
時には朝まで建築を語り、時には飲み、踊り、歌い、放浪し. .. 
それはそれは楽しかったぁー




仕事をしてもそれは変わらないのだと思っていたけど、
これから先に仕事を始める時がきても、学生時代に想像していたものとは全く違う生活。
きっと建築の仕事とは別にやらなきゃいけないことが次からつぎへと積もって...


でもそれは、大切にしていきたい事柄や時間が増えたってことなのだ! 








限られた時間の中で自分の時間をつくる要領をつかんだり、
時短技ウーマンになる術を身につけたり、
運動の習慣を保ったり、
健康的な食事を常にとったり、
料理の幅を広げておいたり、
こどものことをたくさんたくさん学んだり。


気分がめいった時の特効薬を覚えたり、
単純作業を楽しくする魔法を探したり、
人間的な生活でしか見つけられない感性を大切にたいせつに。






脇をしっかり固めておけば、
やりたい仕事の時間は後からいくらでも詰め込める余裕を準備する時間。